変額保険の販売の背景
ポイント
■変額保険・変額個人年金保険の発売
変額保険 →昭和61年
変額「個人年金」保険→米国では1990年代前半
日本では平成11年
■金融自由化の2つの背景
・「金利の自由化」
・「業務の多様化」
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演習問題
1.金融の自由化には「金利の自由化」「業務の多様化」に関するものの2つがある。
→正しい
2.金利の自由化として、国債の大量発行や金融の国際化による公社債市場や海外市場といった「規制金利市場」が拡大した。
→誤り
「自由金利市場」。
「自由金利市場」。
3.米国において変額個人年金保険市場は2000年代前半から拡大し有力商品として定着している。
→誤り
1990年代前半。
1990年代前半。
4.昭和55年には500万円弱であった平均金融資産保有額は、平成元年には「1000万円」を超え、平成25年の調査では1,645万円となっている。
→正しい
5.お客様との信頼に応えていく為「税制調査会」において変額保険開発の必要性が答申され、
昭和61年10月から変額保険が販売された。
→誤り
「保険審議会」。
「保険審議会」。
6.金融の自由化や顧客ニーズの多様化など環境の変化に対応する為、
昭和61年に「変額保険」が、
平成11年には「変額個人年金保険」が発売された。
→正しい
7.少子高齢化の進展による老後生活保障に対する不安により「自己責任」による資産形成ニーズが高まったことを受け「平成11年」から変額個人年金保険の販売が開始された。
→正しい
8.昭和63年に生保業界でも国債の窓口販売業務が開始、
平成10年12月から証券業界でも保険商品の窓口販売が解禁された。
平成13年4月には銀行等による保険商品の窓口販売(銀行窓販)が一部の保険商品で開始され、
平成14年10月には生保の個人年金保険保険と財形保険、
損保の年金払積立傷害保険と財形傷害保険まで取扱い範囲が広がった。
→正しい
9.変額個人年金保険は
平成11年から生命保険会社で販売が開始され、
平成14年10月の「銀行窓販」での年金商品解禁から販売件数は一時払契約を中心に拡大を続けたが、
平成20年9月のリーマンショックなどの影響を受け、直近実績では大きく減少。株価の急落などの十分なリスク説明が一層求められている。
→正しい
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10.銀行による公共債の売買や、証券会社による預金類似商品の取扱いなど、お互いの業務に乗り入れる傾向が進んでいる。
→正しい
11.銀行窓販の拡大を機に、現在では多くの銀行や証券会社などで個人年金保険を中心に生命保険商品の販売が拡大している。
→正しい
12.「銀行窓販」では開始当初より、運用実績によって将来の受取額が変動する変額個人年金保険を中心に販売が行われた。
その後平成17年12月の一時払養老・終身保険等、取扱範囲の拡大を経て、
平成19年12月からはすべての保険商品の販売が解禁されている。
→正しい
13.銀行による保険商品の窓口販売(銀行窓販)の取扱商品は、現在「全ての保険商品」販売が解禁されている。
→正しい
14.銀行窓販では契約者保護を図るため、募集にあたって「特別防止措置」が設けられている。
→誤り
「弊害防止措置」。
*銀行顧客の情報保護の観点より、窓販の場合は一般の募集人ルールに加え「弊害防止措置」が規定されている。
平成24年4月に一部緩和されたが、廃止はされていない。
「弊害防止措置」。
*銀行顧客の情報保護の観点より、窓販の場合は一般の募集人ルールに加え「弊害防止措置」が規定されている。
平成24年4月に一部緩和されたが、廃止はされていない。
15.変額保険の販売に際しては、長期的な「収益性」の追求を念頭に置き「保障性」を兼ね備える必要がある。
→正しい
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