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第4章-②販売資格者の役割

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落ち着いて文章を読めば、常識の範囲内でわかる問題ばかりです。
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販売資格者の役割

1.変額保険の特性を生かした販売

長期的判断が必要・・・変額保険では、長期的な収益性を追求する資産運用を原則としています。したがって、お客さまには契約を長期にわたって継続していただくことはもちろん、運用実績についても長期的に判断していただくことが重要です。


募集にあたって・・・短期の運用実績のみを強調することはお客さまの信用を著しく損なうことになるので、変額保険の特性を正確に説明し、お客さまの理解を得たうえでニーズに対応した販売に努めることが大切です。


2.お客さま意向の把握と正しい情報提供

(1)販売に際しての意向把握と情報提供

お客さまの判断に必要な正しい情報の提供・・・変額保険は、契約者が資産運用のリスクを負っており、お客さま自身が保険商品の内容等を正しく理解したうえで契約申込みの適否を判断していただく必要があります。したがって、販売担当者は、お客さまの知識・経験・財産の状況等の情報を収集し、どのような契約内容を望んでいるかといった意向把握に努め、お客さまに対し保険加入に必要な正しい情報を提供するとともに、お客さま意向に合った商品をおすすめする必要があります。
(注)お客さまに対する情報提供の際には、あわせて「公的年金の受取資産額などの公的保険制度についての情報提供を適切に行うこと」が必要となります。


(2)「契約締結前交付書面」「ご契約のしおりー定款・約款」「特に重要なお知らせ」等の交付

募集時の注意・・・お客さまを訪問するときは、必要に応じて「契約締結前交付書面」(「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり-定款・約款」(株式会社においては「ご契約のしおり・約款」)「特に重要なお知らせ」および「意向確認書面」を携行します。


そして、契約の申込みを受けるときには必ず契約者に手渡して重要な事項を説明し、納得していただいたうえで申込書等の所定の箇所に契約者の受領印の押印等をしていただきます。また、これらの書類は、お客さまがいつでも確認できるよう、保険証券等とともに保管していただくよう説明します。


(注)
1.パンフレット・設計書などの募集資料は、生命保険会社ごとの基準にもとづき作成されたもの以外使用できません。
2.「注意喚起情報」は、「特に重要なお知らせ」として「ご契約のしおり-定款・約款」と合本されている場合もあります。
3.お客さまに説明して交付すべき書面については、これに代替する電磁的方法による提供も認められています。


販売に際してお客さまに必ず確認していただく5つの重要な事項

①保険金額の増減と基本保険金額(最低保障額)・・・保険金額は毎月変動します。なお、死亡・高度障害保険金額については基本保険金額が保証されます。


②特別勘定の資産運用方針・・・国内・外の株式、公社債、貸付金などを運用対象に分散投資を図り、特別勘定資産の着実な成長と長期的な観点に立った収益の確保を目指し運用します。なお、その運用は、生命保険会社の専門の運用部門が担当し、生命保険会社の運用に関する法令・諸規定に従って行います


③特別勘定資産の評価・・・資産の評価は毎日行い、その実績を積立金に反映します。


④モデルにもとづく試算例・・・保険金などについては、モデルにもとづく試算例で具体的に説明します。
(注)一時払の場合は、保険料のうち、特別勘定で運用される金額についてご契約のしおりに例示してあります。


⑤満期保険金額・受取年金年額および解約返戻金額の非保証・・・資産運用の成果もリスクも契約者に帰属します(自己責任原則)。
原則として、満期保険金額・受取年金年額および解約返戻金額に最低保証はありません。ただし、保険種類や商品のタイプによっては、最低保証を設けている場合があります。


(3)お客さま意向の確認

「意向確認書面」による最終確認・・・お客さまが保険加入を決断し、契約の申込みをいただく際には、事前の意向把握や提案内容の説明・修正等を通じて決定した保険商品の申込内容が、最終的にお客さま意向に合致したものになっていることを、「意向確認書面」によってお客さま自身で確認していただきます。


お客さま意向を確認した後、ただちに意向確認書面をお客さまに交付するとともに、その控えを生命保険会社に保存します。
(注)生命保険会社により提示や掲載の方法が異なります。

(4)契約後の情報提供

定期的な情報提供・・・契約後、生命保険会社は、契約者に対して定期的に契約内容および決算内容についての情報提供を行っています。具体的には毎年の契約応当日にあわせて通知する「加入契約現況」や、事業年度終了後に通知する「業績のお知らせ」「〇〇生命の現況」などです。

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ここまでを問題形式で復習してみよう!

第1問 次の説明が正しいか否かを答えてください。

~問題文1~
変額保険では、短期的な収益性を追求する資産運用を原則としています。

~問題文2~
短期の運用実績のみを強調することはお客さまの信用を著しく損なうことになるので、変額保険の特性を正確に説明し、お客さまの理解を得たうえでニーズに対応した販売に努めることが大切です。

~問題文3~
変額保険は、契約者が資産運用のリスクを負っており、お客さま自身が保険商品の内容等を正しく理解したうえで契約申込みの適否を判断していただく必要があります。したがって、販売担当者は、お客さまの知識・経験・財産の状況等の情報を収集し、どのような契約内容を望んでいるかといった意向把握に努め、お客さまに対し保険加入に必要な正しい情報を提供するとともに、お客さま意向に合った商品をおすすめする必要があります。

~問題文4~
お客さまを訪問するときは、必要に応じて「契約締結前交付書面」(「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり-定款・約款」(株式会社においては「ご契約のしおり・約款」)「特に重要なお知らせ」および「意向確認書面」を携行します。

~問題文5~
契約の申込みを受けるときには必ず契約者に手渡して重要な事項を説明し、納得していただいたうえで申込書等の所定の箇所に契約者の受領印の押印等をしていただきます。また、これらの書類は、お客さまがいつでも確認できるよう、保険証券等とともに保管していただくよう説明します。

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~問題文6~
変額保険の保険金額については、毎日変動し、死亡・高度障害保険金額については基本保険金額が保証されます。

~問題文7~
特別勘定の運用方針については、国内・外の株式、公社債、貸付金などを運用対象に分散投資を図り、特別勘定資産の着実な成長と長期的な観点に立った収益の確保を目指し運用します。なお、その運用は、生命保険会社の専門の運用部門が担当し、生命保険会社の運用に関する法令・諸規定に従って行います。

~問題文8~
特別勘定資産の評価については、資産の評価は毎日行い、その実績を積立金に反映します。

~問題文9~
変額保険の販売に際して、保険金などについては、モデルにもとづく試算例で具体的に説明します。

~問題文10~
変額保険の満期保険金額・受取年金年額および解約返戻金額については、資産運用の成果もリスクも契約者に帰属します。これを自己責任原則とよんでいます。

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~問題文11~
お客さまが保険加入を決断し、契約の申込みをいただく際には、事前の意向把握や提案内容の説明・修正等を通じて決定した保険商品の申込内容が、最終的にお客さま意向に合致したものになっていることを、「意向確認書面」によってお客さま自身で確認していただきます。

~問題文12~
契約後、生命保険会社は、契約者に対して定期的に契約内容および決算内容についての情報提供を行っています。具体的には毎年の契約応当日にあわせて通知する「加入契約現況」や、事業年度終了後に通知する「業績のお知らせ」「〇〇生命の現況」などです。

第4章-③募集上の禁止・留意事項

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